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動脈硬化

by 町医者の独り言

 今日は朝から雨降りで、肌寒い一日となりそうですね。

 今回は動脈硬化について話をさせていただきます。

 動脈硬化とはよく聞く言葉だと思います。動脈が硬くなることとはどんなことなのでしょう。なぜ良くないことなのでしょうか?

動脈の障害とリスク

 動脈は体の隅々に栄養と酸素を運ぶ管です。この管の内側には内膜があり、この内膜は様々な原因で障害を受けます。内膜が障害を受けるとそこに炎症を起こす細胞が集まり、その部分を硬く狭くしてしまいます。石灰が沈着してしまうこともあります。そうなると本来軟らかい管だったものが、硬くもろくなってしまいます。

 ちょうど、古くなったゴムのガス管の内側にススがついて細くなったりヒビが入ったりするのに似ているかもしれません。そうなると、詰まってしまったり、破れてしまったりする危険性がでてきます。これが動脈でおこると血栓症や出血ということになります。

 軟らかい動脈は老化で少しずつ硬くなりますが、動脈硬化が早く進んでしまう病気があります。高血圧や糖尿病や高コレステロール血症などがそうです。これらの病気を持っている方は医師とよく相談して、しっかり療養を続けてください。

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