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肝臓の働き

by 町医者の独り言

 9月に入り、肌寒いと感じる日が多かったように思います。陽射しが恋しいですね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

 今回は肝臓についてお話させてください。

肝臓とはどんな臓器?

 肝臓は、腹部の右側にある一番大きな内臓です。重さは1.5kg位あります。焼き肉でレバーと言いますが、英語で肝臓のことを【liver】と言います。

 肝臓の働きの1つ目は、体で必要な物質を合成したり、不要なものを分解したりする働きです。巨大な化学工場の様な役割をしています。2つ目は、胆汁(たんじゅう)という消化液を作る働きです。胆汁は血液の赤血球を分解して作られます。一度胆のうにたまって濃縮されて、十二指腸から分泌されます。3つ目は、血液のフィルターの働きです。腸からの血液は門脈を通って、肝臓に入りますが、肝臓には細菌などを殺菌する細胞があり、門脈内の血液をきれいにします。4つ目は、血小板という出血を止める血球を作るホルモン(トロンボポエチン)を合成しています。

 

 肝臓は、沈黙の臓器と言われています。これらの大事な役割をしているわりには、異常が起こっても症状が出にくいことからこう言われています。

 肝臓の病気の発見には、症状がなくても、採血検査をする必要がありますので、お気軽にご相談ください。

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